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2009.03.06 (Fri)

メラトニンの仕組みと分泌抑制

副腎疾患で治療として用いられるメラトニン製剤(日本では医薬品なので経口投与のものを製剤を呼んで分けて書きます)のことを今日はまとめます。

メラトニン製剤は、フェレちゃんにとって、それを摂取することにより、直接に副腎腫瘍が治ったりといった効果があるものではありません。しかし副腎を守ることができます。そもそも、

●メラトニンとは? 

【メラトニン分泌のメカニズム】
まず下図を見てください。脳内イメージではありませんよ~

diagram01.gif
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脳の中の視交叉上核(しこうさじょうかく)SCNが遺伝子によって作られた体内時計です。
この体内時計は、24±4時間周期の時計的情報を有しています。

ここで、外からの光の情報は、体内時計SCNに到達し、SCNが持つ概日時計の位相(リズム)を外界の光周期に同調させます。

SCNで得た時刻情報は、別の神経によって松果体に伝えられます。

そして夜間になると、ノルアドレナリンが分泌され、松果体を刺激することにより、メラトニンがアミノ酸トリプトファンから転移酵素により、合成されます。

★メラトニンは、昼行性であろうと夜行性であろうと、夜間に分泌されます。
(血中濃度は昼低く夜間がピーク)
★季節変動があり、冬期における分泌量は増えます。
★メラトニンの分泌量は加齢とともに減少します。


diagram02--.gif年間のメラトニン分泌
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●この夜間に分泌されるメラトニンの役割は?

【体内から分泌されるメラトニンのお仕事】
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メラトニンはいたるところに存在し、血液中、臓器など、尿にも存在します。

①体全部に行きわたり、強力な抗酸化作用(ビタミンEの2倍) →細胞の癌化を防ぐ
②生体リズムの調整作用(SCNで得た時計情報を外界の光周期に同調させる)

③性腺抑制作用

◆昼夜交代の刺激と◆日照時間の長さを性腺機能のリズム変動に変換

④睡眠作用(人に対し外から投与するメラトニンは、深部脳内体温を低下させることから、この作用が働く) 内因的メラトニンに対して、このメカニズムは、まだ不明な点が多い
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幼いときに去勢したことにより、副腎が性腺ホルモン分泌の役割を担い、この③の性腺ホルモン抑制作用が、イタチさんの副腎に対して、昼夜の時間情報、性腺ホルモン分泌の抑制を伝達できる体内物質として、非常に重要な役割を担っています。

一方で、体内リズムは、副腎から放出される他のホルモン、脂質などの代謝に関与する、コルチゾール(コルチコイド)などの分泌のリズムをコントロールしています。従って、概日リズムの崩れは、性腺ホルモンの(人工飼育下では過剰)分泌ばかりでなく、全体のホルモン分泌のバランスを崩してしまいます(→位相の進退)。


*メラトニンの日周変化(血中濃度変化)→時刻情報として全身に伝えられる。


このように地球が太陽の周りを自転しながら周り、おおよそすべての生物が、体を外界の光周期という昼(明期)、夜(暗期)に同調させながら、生命を維持しているのですが、

●メラトニン分泌を妨げるのは?

【メラトニン分泌抑制】
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メラトニンは暗い時間(暗期)が長い方が分泌量が増します。しかし、以下の要因:

暗い時間帯(暗期)において、光の刺激を受けた場合(一般的には2500ルクス以上の高照度、裸電球一個の低照度でも分泌を妨げてしまう=メラトニン分泌が抑制されてしまう)

②日中における光の照射量:
→メラトニンが暗期の夜に分泌される量に影響を与えます。
日中に高照度の光を浴びた方が、暗期における分泌抑制に対しての耐性が強くなり、影響を受けにくくなる。
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と、今日は遅くなったので、ここまでです~。残りは明日につづく・・・



コルチゾールの方は、ストレスに対してもろもろの反応を起こし、インスリン分泌過剰や、血糖値低下を作る要因となります。いづれにせよ、

森があり野があり、生き物に囲まれた野生環境からのスイッチ。そして幼少期の去勢という事実…
動物として側に居てくれる愛らしいペットのフェレットの背景にあるものを理解しながら、特におジョーたちの副腎という臓器にかかる負担は、人工環境から生まれているとすれば、少しでも私側というより、彼女たちのNature、自然に近づける方向で、のびのびとタフに育ってくれ、またその結果、飼い主である私もニコニコとできるよう、

そう想うばかりです。


love&peace,



おやすみなしゃい~


p.s.3月9日文章修正を少ししております。


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毎度毎度かあちゃんの乱文長文ごめんなしゃいデスネ!!!
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テーマ : フェレット - ジャンル : ペット

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