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2009.03.23 (Mon)
糖と代謝とインスリン(1)
こんにちはっ。ほーんとまだ続くの?という引かれてしまうネタが続いているですが、なりふりかまわずここは辛抱…これからの為と耐えしのぐ母です。いろいろな資料や本を調べていく内に、ここ1ヶ月で感じたことは、なるべく自然に即した環境を思いやりながら、病気の予防を考える…Naturalな方向。。。
では栄養素の糖(ここではグルコースのことです)と代謝問題、インスリンのところまで、パッチワークでつなぐ情報のかけらのスタートです。
○肉食動物の食物摂取について
自然界の食物連鎖: 草←草食動物←肉食動物
自然界の肉食動物は、餌となる草食動物を、内臓(グリーコーゲン(=多糖)やタンパク質分解酵素などその他栄養がたくさん)や、生きたまま細胞内で糖や水分などでエネルギー生産活動が行われている筋肉部分(こちらもグリコーゲンいっぱい)や、そして、カルシウムたる骨、腸内掃除となるものなど身体にとって必要なたくさんの栄養素を得ます。草食動物が摂取した草は酵素の材料となり、消化に役立てられ、消化管が短いことは、身体にとって不必要な毒素はすぐに排除するような生態のメカニズムを有しています。
13年間生きた長寿フェレちゃん、ハンターのように雉をしとめて、つまり生きた餌なるものを食べて、晩年はべビーフードを食べていたというお話を思いだします~。
○生物にとって糖はなぜ必要?
糖(体内で得た単体の糖はグルコースと呼ばれ、貯蔵蓄えされたものがグリコーゲン。グリコーゲンは血中のグルコース濃度が低下したり、激しい筋肉運動によってグルコースに分解される)は、動物の細胞内、ミトコンドリア(人では約60兆個)で、全動物共通のエネルギーの貨幣のような、ATP(アデノシン三リン酸)を作り出す材料となります。脳や赤血球といったところでは、この糖からのエネルギー、ATPが必ず必要です。
★ミトコンドリア:細胞のエネルギー発電所
細胞にエネルギーを供給するために、糖や脂肪などの栄養素やミネラル・ビタミン・水素と、呼吸によって取り入れられた酸素、それに酵素と補酵素が加わって、300種類ほどある全身の細胞がそれぞれに必要とするATPを作り出している。

↑1つの細胞内のミトコンドリア
持久力、つまり、酸素を必要とする鳥の胸筋などには、細胞内にミトコンドリアがたくさんあります。
●糖→細胞のエネルギー
○炭水化物の代謝問題
ここで、お話しをフェレットの栄養摂取と代謝の問題へ…。
★代謝とは?(Wikipediaより):
代謝(たいしゃ)とは、生体内の化学反応のことで、体外から取り入れた物質から他の物質を合成したり、エネルギーを得たりする。同化(同種の栄養素に分解して行く過程)と異化(栄養素から別の栄養素を合成の過程で作り出しエネルギーを得る)がある。
下の図を見てください。三大栄養素の脂質、炭水化物、タンパク質から栄養素が分解され、エネルギーが生産される過程です。

図:「動物栄養学」 朝倉書店刊行 参照
↑あはっ、初めてだとちょっと難しく見えますね。必要なところだけ見れば大丈夫かなと…。
自然界の肉食動物の食物摂取は先に述べたとおりなので、炭水化物を摂取しない肉食動物にとっては、②のコースの「解凍系(炭水化物からグルコース→ビルビン酸までの分解の過程)」によるATPエネルギー生産を得意としないとのこと。では、どうやって・・・
炭水化物以外の物質から糖を合成する能力を糖新生と呼びます。
糖は細胞レベルのエネルギー生産のために必要なのですが、糖が少なくなれば(人間で言えば飢餓状態がそう…)、急いで補給する必要があります。その際動物の体内でまずやることは、
----------------------------------------
・肝臓で蓄えられているグリコーゲンの分解
・アミノ酸やビルビン酸、糖原性アミノ酸、そして脂肪代謝の過程で生じたグリセロールなどを材料に糖を作りエネルギー生成へ(糖新生)
いづれも脳の方に真っ先に作り出されたグルコースは送られることになります。
----------------------------------------
●肉食動物→タンパク質消化で得たアミノ酸などからグルコースを体内で作る。タンパク質を多く摂取することが必要
これが自然のメカニズムなのですが・・・
ここにインスリン(すい臓から放出されるホルモン)の関与の複雑な問題が。。。インスリンは、②の最初の過程のグルコースへ分解される過程においては、分泌促進をし、肝臓からのグリコーゲンの分解と血中への放出や糖新生は制御してしまいます。一方、副腎の糖質コルチコイドは糖新生を促進します。
○ドライフードの考え方

果たして、ドライフードに含まれるわずかな炭水化物がフェレット特有のインスリノーマを起こす一番の要因なのだろうか? ちょっと検証です。
上図は、家畜動物に与える飼料の考え方。ドライフードも飼料を原点にしているということは、よく知られているとおりです。
飼料に含まれるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素は、動物体内の化学合成の材料であり、そのまま摂取されるのはビタミンミネラルなど微量だそう。
動物がこれを摂取することにより、胃や小腸から分泌されている消化液の酵素による化学反応により、低分子化し、小腸の粘膜を通過できる状態にする→消化
そしてアミノ酸をプールし、不必要となったタンパク質は燃えカスとなり尿で排出し、合成過程によって体内にタンパク質をプールするという仕組みがあり、プールされた体内タンパク質は必要に応じてまたアミノ酸に分解され、代謝に利用されていく。このシステムはタンパク質の代謝回転とも称されています。
アミノ酸をエネルギーに変えて使っているかどうかは、尿内窒素含有量で知ることができ、これにはサイクルがあり、もしこのサイクルが不規則であれば、不規則な糖新生によりグルコースが作られていることになります。ネコがそうです。
では、あのドライフードの小麦やコーングルテンって?
フェレットフードにおいては、これらはドライフードを固めるためのものか…の炭水化物ですが、炭水化物を摂取しない肉食動物の唾液内にアミラーゼがないことと、消化管の短いフェレットがこれを正しく分解し消化しているとは思えない。。。のです。
これによってインスリン分泌が不安定となり…の主要因が作られるのでしょうか~?
と、今日は長くなったので、記事を分けます。明後日は、この続き、インスリンの働きの中で見逃せない、まだ解明されていない点も多いという、インスリンは(1)炭水化物→糖の分解に携わるほか、(2)タンパク質の合成・分解に携わっていること。(2)は私は知りませんでした。
高齢になればなるほど、細胞の生まれ変わり、つまり新陳代謝ができなくなりますから、酸化して錆ついた細胞もでてきます。代謝の速度低下が出てきます。
加齢になったから、内臓機能が弱まったので、低タンパク質を・・・、そうではなく、むしろタンパク質は消化がよく吸収の速いものを多く取る必要があるのではないか、そう考えられます。
次の記事:○インスリンの働き ○細胞の老化で起きること ○フェレットのエネルギー節約
を読んでくださればうれしいです~。

↑寝ている間にSOD水を指につけて、てるるの鼻へ。ぺろぺろ水をなめはじめました。
本当にイタチさんって可愛い~! だからしっかり守ってあげたいですね!
love&peace,

毎度毎度かあちゃんの乱文長文ごめんなしゃいデスネ!!!
では栄養素の糖(ここではグルコースのことです)と代謝問題、インスリンのところまで、パッチワークでつなぐ情報のかけらのスタートです。
○肉食動物の食物摂取について
自然界の食物連鎖: 草←草食動物←肉食動物
自然界の肉食動物は、餌となる草食動物を、内臓(グリーコーゲン(=多糖)やタンパク質分解酵素などその他栄養がたくさん)や、生きたまま細胞内で糖や水分などでエネルギー生産活動が行われている筋肉部分(こちらもグリコーゲンいっぱい)や、そして、カルシウムたる骨、腸内掃除となるものなど身体にとって必要なたくさんの栄養素を得ます。草食動物が摂取した草は酵素の材料となり、消化に役立てられ、消化管が短いことは、身体にとって不必要な毒素はすぐに排除するような生態のメカニズムを有しています。
13年間生きた長寿フェレちゃん、ハンターのように雉をしとめて、つまり生きた餌なるものを食べて、晩年はべビーフードを食べていたというお話を思いだします~。
○生物にとって糖はなぜ必要?
糖(体内で得た単体の糖はグルコースと呼ばれ、貯蔵蓄えされたものがグリコーゲン。グリコーゲンは血中のグルコース濃度が低下したり、激しい筋肉運動によってグルコースに分解される)は、動物の細胞内、ミトコンドリア(人では約60兆個)で、全動物共通のエネルギーの貨幣のような、ATP(アデノシン三リン酸)を作り出す材料となります。脳や赤血球といったところでは、この糖からのエネルギー、ATPが必ず必要です。
★ミトコンドリア:細胞のエネルギー発電所
細胞にエネルギーを供給するために、糖や脂肪などの栄養素やミネラル・ビタミン・水素と、呼吸によって取り入れられた酸素、それに酵素と補酵素が加わって、300種類ほどある全身の細胞がそれぞれに必要とするATPを作り出している。

↑1つの細胞内のミトコンドリア
持久力、つまり、酸素を必要とする鳥の胸筋などには、細胞内にミトコンドリアがたくさんあります。
●糖→細胞のエネルギー
○炭水化物の代謝問題
ここで、お話しをフェレットの栄養摂取と代謝の問題へ…。
★代謝とは?(Wikipediaより):
代謝(たいしゃ)とは、生体内の化学反応のことで、体外から取り入れた物質から他の物質を合成したり、エネルギーを得たりする。同化(同種の栄養素に分解して行く過程)と異化(栄養素から別の栄養素を合成の過程で作り出しエネルギーを得る)がある。
下の図を見てください。三大栄養素の脂質、炭水化物、タンパク質から栄養素が分解され、エネルギーが生産される過程です。

図:「動物栄養学」 朝倉書店刊行 参照
↑あはっ、初めてだとちょっと難しく見えますね。必要なところだけ見れば大丈夫かなと…。
自然界の肉食動物の食物摂取は先に述べたとおりなので、炭水化物を摂取しない肉食動物にとっては、②のコースの「解凍系(炭水化物からグルコース→ビルビン酸までの分解の過程)」によるATPエネルギー生産を得意としないとのこと。では、どうやって・・・
炭水化物以外の物質から糖を合成する能力を糖新生と呼びます。
糖は細胞レベルのエネルギー生産のために必要なのですが、糖が少なくなれば(人間で言えば飢餓状態がそう…)、急いで補給する必要があります。その際動物の体内でまずやることは、
----------------------------------------
・肝臓で蓄えられているグリコーゲンの分解
・アミノ酸やビルビン酸、糖原性アミノ酸、そして脂肪代謝の過程で生じたグリセロールなどを材料に糖を作りエネルギー生成へ(糖新生)
いづれも脳の方に真っ先に作り出されたグルコースは送られることになります。
----------------------------------------
●肉食動物→タンパク質消化で得たアミノ酸などからグルコースを体内で作る。タンパク質を多く摂取することが必要
これが自然のメカニズムなのですが・・・
ここにインスリン(すい臓から放出されるホルモン)の関与の複雑な問題が。。。インスリンは、②の最初の過程のグルコースへ分解される過程においては、分泌促進をし、肝臓からのグリコーゲンの分解と血中への放出や糖新生は制御してしまいます。一方、副腎の糖質コルチコイドは糖新生を促進します。
○ドライフードの考え方

果たして、ドライフードに含まれるわずかな炭水化物がフェレット特有のインスリノーマを起こす一番の要因なのだろうか? ちょっと検証です。
上図は、家畜動物に与える飼料の考え方。ドライフードも飼料を原点にしているということは、よく知られているとおりです。
飼料に含まれるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素は、動物体内の化学合成の材料であり、そのまま摂取されるのはビタミンミネラルなど微量だそう。
動物がこれを摂取することにより、胃や小腸から分泌されている消化液の酵素による化学反応により、低分子化し、小腸の粘膜を通過できる状態にする→消化
そしてアミノ酸をプールし、不必要となったタンパク質は燃えカスとなり尿で排出し、合成過程によって体内にタンパク質をプールするという仕組みがあり、プールされた体内タンパク質は必要に応じてまたアミノ酸に分解され、代謝に利用されていく。このシステムはタンパク質の代謝回転とも称されています。
アミノ酸をエネルギーに変えて使っているかどうかは、尿内窒素含有量で知ることができ、これにはサイクルがあり、もしこのサイクルが不規則であれば、不規則な糖新生によりグルコースが作られていることになります。ネコがそうです。
では、あのドライフードの小麦やコーングルテンって?
フェレットフードにおいては、これらはドライフードを固めるためのものか…の炭水化物ですが、炭水化物を摂取しない肉食動物の唾液内にアミラーゼがないことと、消化管の短いフェレットがこれを正しく分解し消化しているとは思えない。。。のです。
これによってインスリン分泌が不安定となり…の主要因が作られるのでしょうか~?
と、今日は長くなったので、記事を分けます。明後日は、この続き、インスリンの働きの中で見逃せない、まだ解明されていない点も多いという、インスリンは(1)炭水化物→糖の分解に携わるほか、(2)タンパク質の合成・分解に携わっていること。(2)は私は知りませんでした。
高齢になればなるほど、細胞の生まれ変わり、つまり新陳代謝ができなくなりますから、酸化して錆ついた細胞もでてきます。代謝の速度低下が出てきます。
加齢になったから、内臓機能が弱まったので、低タンパク質を・・・、そうではなく、むしろタンパク質は消化がよく吸収の速いものを多く取る必要があるのではないか、そう考えられます。
次の記事:○インスリンの働き ○細胞の老化で起きること ○フェレットのエネルギー節約
を読んでくださればうれしいです~。

↑寝ている間にSOD水を指につけて、てるるの鼻へ。ぺろぺろ水をなめはじめました。
本当にイタチさんって可愛い~! だからしっかり守ってあげたいですね!
love&peace,

毎度毎度かあちゃんの乱文長文ごめんなしゃいデスネ!!!
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コメントありがたきです。何も食べない絶食時を設けるというのは、いいですよね。浄化にもなるし、内臓休めができるし、、、私は実はすい臓の機能が弱く、まーその辺りで苦労がちょっとあるのですが、すい炎のあたりだと、絶食で休めるんですよね、、、それを超えないうちに規則正しい生活しとけばよかったーみたいな後悔が~だらだら;;;;
フェレットにとっても、絶食を設けるのは十分に予防となりますよね。
糖新生の箇所なんですけれど、ちょっと記事が中途だったので、人が例の糖の緊急補給内容が目立っちゃったんですが、、、
代謝の流れを上から見ていくと摂取された栄養素が「分解される」図なのですが、、、で、TCA回路ことクエン酸回路(アミノ酸からはダイレクトにこの代謝回路のエネルギー生成にもってこれる)、ここまでくると、オキサロ酢酸だとかまでに分解されるので、今度は代謝の流れを上に遡り「合成」。。。で、糖原性の要素をもつ物質さえあれば、グルコースに転換可能になっちゃうんですね。
だから、基本的には、フェレットの自然の摂理に応じると、
脂質やタンパク質の栄養摂取、特にタンパク質の方、これがきちんとアミノ酸に分解され、分解に携わる酵素類ほかがしっかりしてれば、グルコースは、炭水化物をなくして、得られる仕組みができていると思われます。(←ちょっとコレ確認してないので、また動物学の先生に尋ねときます・・・)
動物学のことはわかっても、フェレットにとっても栄養のベストな取り方とかになるともうこれからが勝負じゃんよ、なので、今後ともよろしくお願いしま~すm(__)m
フェレットにとっても、絶食を設けるのは十分に予防となりますよね。
糖新生の箇所なんですけれど、ちょっと記事が中途だったので、人が例の糖の緊急補給内容が目立っちゃったんですが、、、
代謝の流れを上から見ていくと摂取された栄養素が「分解される」図なのですが、、、で、TCA回路ことクエン酸回路(アミノ酸からはダイレクトにこの代謝回路のエネルギー生成にもってこれる)、ここまでくると、オキサロ酢酸だとかまでに分解されるので、今度は代謝の流れを上に遡り「合成」。。。で、糖原性の要素をもつ物質さえあれば、グルコースに転換可能になっちゃうんですね。
だから、基本的には、フェレットの自然の摂理に応じると、
脂質やタンパク質の栄養摂取、特にタンパク質の方、これがきちんとアミノ酸に分解され、分解に携わる酵素類ほかがしっかりしてれば、グルコースは、炭水化物をなくして、得られる仕組みができていると思われます。(←ちょっとコレ確認してないので、また動物学の先生に尋ねときます・・・)
動物学のことはわかっても、フェレットにとっても栄養のベストな取り方とかになるともうこれからが勝負じゃんよ、なので、今後ともよろしくお願いしま~すm(__)m
今回も読みやすい記事ありがとうございます。
後から出てきてまとめ的なコトを言うのも申し訳ないっすが…て言うか思うトコロほとんどお二人が書いてしまってるよ。。
>インスリノーマについては、高齢で出るというのは
>人間の糖尿と同じで、体のトータル的なバランスもあると思うけど、若いこで出るのはきまって副腎とセットだったりしますよね?
特に統計はないですが、若齢高齢問わずセットが多いように思います。(というか、結局はセットにならざるを得ないですもんね)
ただし、インスリになると副腎がセットになるけど、副腎になるからってインスリは必ずしもセットにならないってのを、ROMられてる方々が読み取ってくださってるとイイなーと思います。
やっぱり副腎はホメオスターシスの要っすね。
糖の流れ(炭水化物やタンパク質の流れ)ウンヌンは、どうしても分解やドコから持ってくる的な事が論議されがちですが、この記事やコメの中で「使われる行先(使い方)」についても少し書かれてらっしゃるのがコレ大事なコトで、一般に論議されるのが少ない部分だと感じています。
エネルギーの使い方こそ生活習慣で…食べ物の種類だけでなく、食べ方、運動、日照など、生活サイクルによっても負荷をかけることになりますもんね。(人間もヒキヲタぐうたら生活はイカンってことで…大汗)
これ↑はコメでお話されてる内容と同じことなのですが、高齢になるほど今までの使い方がモノ言うように思えるので、世の飼い主さんに注意してほしいなーと思います。
その他書き出すとキリがないのでこのへんで・・・(苦笑)
蛇足ですが…
我が家を見る限り、ある程度は生活習慣(食・住・運動など)で体を変えていけますが、里子などの理由でこうした生活を始めるのが遅い子、前の生活が悪い子ほど、良い状態に全てを持っていきにくいと感じます。
もちろん持って生まれた体もあるので、完全に全てを良い状態にするのは無理だと思いますが…ホメオスターシスの狂いが少ないうちに手を打つことは大事だと思います。
後から出てきてまとめ的なコトを言うのも申し訳ないっすが…て言うか思うトコロほとんどお二人が書いてしまってるよ。。
>インスリノーマについては、高齢で出るというのは
>人間の糖尿と同じで、体のトータル的なバランスもあると思うけど、若いこで出るのはきまって副腎とセットだったりしますよね?
特に統計はないですが、若齢高齢問わずセットが多いように思います。(というか、結局はセットにならざるを得ないですもんね)
ただし、インスリになると副腎がセットになるけど、副腎になるからってインスリは必ずしもセットにならないってのを、ROMられてる方々が読み取ってくださってるとイイなーと思います。
やっぱり副腎はホメオスターシスの要っすね。
糖の流れ(炭水化物やタンパク質の流れ)ウンヌンは、どうしても分解やドコから持ってくる的な事が論議されがちですが、この記事やコメの中で「使われる行先(使い方)」についても少し書かれてらっしゃるのがコレ大事なコトで、一般に論議されるのが少ない部分だと感じています。
エネルギーの使い方こそ生活習慣で…食べ物の種類だけでなく、食べ方、運動、日照など、生活サイクルによっても負荷をかけることになりますもんね。(人間もヒキヲタぐうたら生活はイカンってことで…大汗)
これ↑はコメでお話されてる内容と同じことなのですが、高齢になるほど今までの使い方がモノ言うように思えるので、世の飼い主さんに注意してほしいなーと思います。
その他書き出すとキリがないのでこのへんで・・・(苦笑)
蛇足ですが…
我が家を見る限り、ある程度は生活習慣(食・住・運動など)で体を変えていけますが、里子などの理由でこうした生活を始めるのが遅い子、前の生活が悪い子ほど、良い状態に全てを持っていきにくいと感じます。
もちろん持って生まれた体もあるので、完全に全てを良い状態にするのは無理だと思いますが…ホメオスターシスの狂いが少ないうちに手を打つことは大事だと思います。
びあるべーろ |
2009.03.24(Tue) 13:18 | URL |
【コメント編集】
>フェレットには唾液があるので、「消化酵素のアミラーゼを含まない」ということですよね
そうです(^^;
すごい、唾液がないとか書いてしまいました(笑)
>これは、炭水化物を摂取しなくても、血糖値の恒常性を保つために、血液や筋肉の中で、インスリンによる糖の取り込みが行われていると思うので、特に炭水化物を分解するしないで糖の存在が・・・ということではないように思いますが…、
すみません
誤解を招いたようです、「飢えてもいきていけるように糖新生で
糖を作り出しはする」のですが、それはあくまで必要な量であって
どばーーーってそれによってインスリンを出すことはないってことです
自分の筋肉やらを分解して、自分の体で糖を作り出してるのに
体が「やべーーー糖だから血糖値上がって昏睡になっちゃうから
インスリンださなきゃ!」とかいうところまではいかないってことです
そんな体あったら、馬鹿すぎて嫌だよね?
要するに、インスリンの過剰分泌は、過剰な糖(その材料)によって
おこるのでは という実験結果です
うちのイタチさんたちは1日半絶食しても、絶食していない時間と同じ程度の血糖値を保てています。
体で作り出す糖に対して、インスリンが悪さするならご飯を食べていないこの状況なら、ありえないかなぁと思いますがどうでしょうか?
マウスの実験とかだと、「唾液にアミラーゼを持たないはず」
なのに(早いはなし唾液腺をとってしまうとかやってるんですよね)
炭水化物を与えたらしっかり血糖値があがって、その後インスリンで
安定することから、唾液以外の何らかの物質によって炭水化物から
単糖まで分解されたという事らしいです。
インスリノーマについては、高齢で出るというのは
人間の糖尿と同じで、体のトータル的なバランスもあると思うけど、若いこで出るのはきまって副腎とセットだったりしますよね?
内分泌ホルモンは、お互いにバランスをとっていますので
副腎腫瘍が出来たり、なんらかの内分泌器腫瘍ができると、人間でも低血糖とかホルモン系の疾患になりやすいみたいです
これは、副腎だけじゃなくって女性で性ホルモン系の薬を飲んでいる人や、海外でブームの「アドレナリンを出す」ための営業ホルモンを飲んでいる人も、バランスをくずして糖尿やらになる事が多いみたい。
これは、主観ですが
若いフェレットや犬にいたずらに長期にわたってステロイドを出す獣医さんに
かかっている家の子も、なんかインスリノーマが多い感じがします
人様のブログで長文失礼ししました!!!
そうです(^^;
すごい、唾液がないとか書いてしまいました(笑)
>これは、炭水化物を摂取しなくても、血糖値の恒常性を保つために、血液や筋肉の中で、インスリンによる糖の取り込みが行われていると思うので、特に炭水化物を分解するしないで糖の存在が・・・ということではないように思いますが…、
すみません
誤解を招いたようです、「飢えてもいきていけるように糖新生で
糖を作り出しはする」のですが、それはあくまで必要な量であって
どばーーーってそれによってインスリンを出すことはないってことです
自分の筋肉やらを分解して、自分の体で糖を作り出してるのに
体が「やべーーー糖だから血糖値上がって昏睡になっちゃうから
インスリンださなきゃ!」とかいうところまではいかないってことです
そんな体あったら、馬鹿すぎて嫌だよね?
要するに、インスリンの過剰分泌は、過剰な糖(その材料)によって
おこるのでは という実験結果です
うちのイタチさんたちは1日半絶食しても、絶食していない時間と同じ程度の血糖値を保てています。
体で作り出す糖に対して、インスリンが悪さするならご飯を食べていないこの状況なら、ありえないかなぁと思いますがどうでしょうか?
マウスの実験とかだと、「唾液にアミラーゼを持たないはず」
なのに(早いはなし唾液腺をとってしまうとかやってるんですよね)
炭水化物を与えたらしっかり血糖値があがって、その後インスリンで
安定することから、唾液以外の何らかの物質によって炭水化物から
単糖まで分解されたという事らしいです。
インスリノーマについては、高齢で出るというのは
人間の糖尿と同じで、体のトータル的なバランスもあると思うけど、若いこで出るのはきまって副腎とセットだったりしますよね?
内分泌ホルモンは、お互いにバランスをとっていますので
副腎腫瘍が出来たり、なんらかの内分泌器腫瘍ができると、人間でも低血糖とかホルモン系の疾患になりやすいみたいです
これは、副腎だけじゃなくって女性で性ホルモン系の薬を飲んでいる人や、海外でブームの「アドレナリンを出す」ための営業ホルモンを飲んでいる人も、バランスをくずして糖尿やらになる事が多いみたい。
これは、主観ですが
若いフェレットや犬にいたずらに長期にわたってステロイドを出す獣医さんに
かかっている家の子も、なんかインスリノーマが多い感じがします
人様のブログで長文失礼ししました!!!

コメントありがとうございます!
なんか読み返すと、頭の中が解糖、糖尿病とか糖だらけで、誤字や正しい表現がとれてなくってすみませーん。急いで書いちゃったから。。。訂正かけておきました。
>つまり、消化にわるい炭水化物を食べる事は、
>「唾液がない動物には関係ない」ように見えて
>実はすい臓を酷使している事になります。
>つまり、インスリンが不足してるからじゃなくって
>すい臓を酷使してることがインスリノーマの「原因のひとつ」だと
>思います
フェレットには唾液があるので、「消化酵素のアミラーゼを含まない」ということですよね。フードメーカーが炭水化物を使っていないからいいです!と謳っているのだけは…?なのですよね。
「すい臓を酷使する」といのは確かであって、腫瘍ができる限りは、内臓の細胞が酷使された状態が原因となるので、私もそう思います。
ただしかし、これだけの要因だと、副腎のように若年頃の早期に出てくる症例がもっと多くあってもよいようなんですが、副腎疾患がない限りは、高齢時になったときが多いようなので、私は、別の原因も感じています。
次の記事で書く予定なんですが、インスリンはタンパク質の代謝回転を生体内の栄養状態に適応させる役割があり、成長ホルモンと同じく、自らで負のフィードバック的行動を起こしたりする…。
体内の血糖の調整問題から外れて考えると、
加齢につれて、インスリン自体の
糖に対した感受性なるものが落下の経路を取るので、
代謝への関わりの複雑さもそうですし・・・、
タンパク質のアミノ酸配列が加齢で鎖が外れたりで、そのため合成をさせるための負担が一挙にかかってくるということも一因に考えてます。
>「唾液にアミラーゼがない=つまり炭水化物は分解されない」という
>「ことをフードメーカーもごり押ししてるみたいだけど、
>「内臓ではしっかり糖質に変換されてがんがんインスリンが出てるので
>「す。
>「不思議ですよね。その糖はどこから来たの?と思うけど、答えは
>「どこかで炭水化物が分解されているからですよね
これは、炭水化物を摂取しなくても、血糖値の恒常性を保つために、血液や筋肉の中で、インスリンによる糖の取り込みが行われていると思うので、特に炭水化物を分解するしないで糖の存在が・・・ということではないように思いますが…、
筋肉を動かす過程で生じる乳酸は、肝臓において、グリコーゲンに合成されますので、再び血中濃度によって放出され、グルコースとして再利用されます。
長くなりましたが、いづれにせよ、今の私はドライフードをどうするか?手作り食なるNatural Dietに変更するか…が最終ゴールみたいです。。。
なんか読み返すと、頭の中が解糖、糖尿病とか糖だらけで、誤字や正しい表現がとれてなくってすみませーん。急いで書いちゃったから。。。訂正かけておきました。
>つまり、消化にわるい炭水化物を食べる事は、
>「唾液がない動物には関係ない」ように見えて
>実はすい臓を酷使している事になります。
>つまり、インスリンが不足してるからじゃなくって
>すい臓を酷使してることがインスリノーマの「原因のひとつ」だと
>思います
フェレットには唾液があるので、「消化酵素のアミラーゼを含まない」ということですよね。フードメーカーが炭水化物を使っていないからいいです!と謳っているのだけは…?なのですよね。
「すい臓を酷使する」といのは確かであって、腫瘍ができる限りは、内臓の細胞が酷使された状態が原因となるので、私もそう思います。
ただしかし、これだけの要因だと、副腎のように若年頃の早期に出てくる症例がもっと多くあってもよいようなんですが、副腎疾患がない限りは、高齢時になったときが多いようなので、私は、別の原因も感じています。
次の記事で書く予定なんですが、インスリンはタンパク質の代謝回転を生体内の栄養状態に適応させる役割があり、成長ホルモンと同じく、自らで負のフィードバック的行動を起こしたりする…。
体内の血糖の調整問題から外れて考えると、
加齢につれて、インスリン自体の
糖に対した感受性なるものが落下の経路を取るので、
代謝への関わりの複雑さもそうですし・・・、
タンパク質のアミノ酸配列が加齢で鎖が外れたりで、そのため合成をさせるための負担が一挙にかかってくるということも一因に考えてます。
>「唾液にアミラーゼがない=つまり炭水化物は分解されない」という
>「ことをフードメーカーもごり押ししてるみたいだけど、
>「内臓ではしっかり糖質に変換されてがんがんインスリンが出てるので
>「す。
>「不思議ですよね。その糖はどこから来たの?と思うけど、答えは
>「どこかで炭水化物が分解されているからですよね
これは、炭水化物を摂取しなくても、血糖値の恒常性を保つために、血液や筋肉の中で、インスリンによる糖の取り込みが行われていると思うので、特に炭水化物を分解するしないで糖の存在が・・・ということではないように思いますが…、
筋肉を動かす過程で生じる乳酸は、肝臓において、グリコーゲンに合成されますので、再び血中濃度によって放出され、グルコースとして再利用されます。
長くなりましたが、いづれにせよ、今の私はドライフードをどうするか?手作り食なるNatural Dietに変更するか…が最終ゴールみたいです。。。
私も炭水化物=インスリノーマとは思いません
が、マジックがあり
「唾液にアミラーゼがない=つまり炭水化物は分解されない」という
ことをフードメーカーもごり押ししてるみたいだけど、
内臓ではしっかり糖質に変換されてがんがんインスリンが出てるので
す。
不思議ですよね。その糖はどこから来たの?と思うけど、答えは
どこかで炭水化物が分解されているからですよね
じゃあ、どこで分解されてると思いますか?
こたえはすい臓(吸収は小腸)
すい臓といえば、疲れてはいけないあのインスリノーマの
親玉基地のすい臓です
つまり、消化にわるい炭水化物を食べる事は、
「唾液がない動物には関係ない」ように見えて
実はすい臓を酷使している事になります。
個人的には「砂糖ではない」(フードにたっぷりなので)
炭水化物は、消化にいい事(アルファ化されてるとか、おかゆなんかはアルファ化された米です)が重要だと思う
砂糖はその前に論外だと思うんだ・・・・
つまり、インスリンが不足してるからじゃなくって
すい臓を酷使してることがインスリノーマの「原因のひとつ」だと
思います
あと炭水化物=糖質ではなく
食物繊維(フェレットに限らず人間にも、消化されないものの総称)+糖=炭水化物 なので
炭水化物が毒!となると、=食物繊維も毒ということになるのですよね・・・・
フェレットの飼い主さんは食物繊維が毒だと思っている人も多いけど(^^;
が、マジックがあり
「唾液にアミラーゼがない=つまり炭水化物は分解されない」という
ことをフードメーカーもごり押ししてるみたいだけど、
内臓ではしっかり糖質に変換されてがんがんインスリンが出てるので
す。
不思議ですよね。その糖はどこから来たの?と思うけど、答えは
どこかで炭水化物が分解されているからですよね
じゃあ、どこで分解されてると思いますか?
こたえはすい臓(吸収は小腸)
すい臓といえば、疲れてはいけないあのインスリノーマの
親玉基地のすい臓です
つまり、消化にわるい炭水化物を食べる事は、
「唾液がない動物には関係ない」ように見えて
実はすい臓を酷使している事になります。
個人的には「砂糖ではない」(フードにたっぷりなので)
炭水化物は、消化にいい事(アルファ化されてるとか、おかゆなんかはアルファ化された米です)が重要だと思う
砂糖はその前に論外だと思うんだ・・・・
つまり、インスリンが不足してるからじゃなくって
すい臓を酷使してることがインスリノーマの「原因のひとつ」だと
思います
あと炭水化物=糖質ではなく
食物繊維(フェレットに限らず人間にも、消化されないものの総称)+糖=炭水化物 なので
炭水化物が毒!となると、=食物繊維も毒ということになるのですよね・・・・
フェレットの飼い主さんは食物繊維が毒だと思っている人も多いけど(^^;
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コレって、びあるべーろさんが、「喝!」入れてくんなきゃ、インスリンの深いところまで知らぬままだったろうし、糖だけでなく、体内の栄養状態をインスリンが監視しているような部分は引き出せなかったように思いますデス。
>高齢になるほど今までの使い方がモノ言うように思えるので
健康は貯金と同じ~・・・実感でふ。
>副腎になるからってインスリは必ずしもセットにならない
そうですね、そのとおり。
副腎から放出されるホルモンがインスリノーマによる疾患から生じたホルモン分泌の異常を補いはじめて、これが限度を超えはじめると互いにセットになっちゃうけれど、お互い腫瘍の原因が、違うところからきているから、
インスリノーマの方は、私的には、栄養状態から来る要素が強いように思えます。
>ホメオスターシスの狂いが少ないうちに手を打つことは大事だと思います。
もう、これで立派なまとめじゃないっすか!
では、次記事はなしということで~(笑)
ひとつだけを見ていると危険であり、全体から考えて、個々の機能を見ていく、内臓そのものは独立した器官なんですよね、それを調合しているのが、ホルモンであり、脳内の指令から機能することと、
ひとくちに免疫力といっても、いろいろな要素から考えてあげないといけないようなので、このおジョーさんたちの子育てもこれからが勝負みたい。。。
ドライフードだけでなく今後は、生食を取り入れるつもりなので、よっろしくお願いします~!